2015年にドイツが国境を開けて以来、国内では難民の若者による
性的暴行事件が相次いでいる。今年10月には独南西部の都市フライブルクで
19歳の医学生が性的暴行事件に巻き込まれ、殺害される事件が発生。
今月12月には犯人と見られるアフガニスタン出身の難民の未成年の男が逮捕された。

freiburg

この容疑者は2015年に親なしでドイツに入国した17歳のアフガニスタン人とされる。
事件現場に落ちていた犯人のものとみられる部分的にブロンドの毛髪により、
ドイツ警察は犯人特定をすることに成功したようだ。

また、今年11月にはドイツ西部の街ボーフムでは、中国からの留学生の
女性2名がイラク出身の31歳の男に襲われる事件が発生した。
この男は2015年の暮れに自身の妻と娘2人とドイツに入国し、
事件現場となった場所の近くの難民施設で暮らしていた。

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被害者保護よりも加害者保護を重視するドイツ

いずれの事件も犯人特定までにある程度の時間を要した。
フライブルクでは、今年11月に起こった同様の事件の解明が急がれている。
犯人特定を遅れさせている要因としては、ドイツ国内で被害者よりも加害者の
人権を守ることが重視されているからだ。
事件があったフライブルクの市長は、犯人の出身地の公開への慎重さを伝えた。
メディアも被害者の写真にモザイクをかけないが、加害者にはモザイクをかけるので。
おそらく、多くのドイツ人はそういった政治やメディアの態度に不信感を覚えたのではないだろうか?

2015年大晦日のケルンでの事件でも数人の容疑者が特定されたものの、
いずれも無罪の宣告をされている。これと並行して、ドイツでの難民庇護申請が
通らなかった者への祖国送還がうまくいっていない実情もあるようだ。
ドイツに入ってきて犯罪を犯したのにも関わらず、未だに多くの犯罪者が同国に残っているというのだ。