Petry

ドイツの新党・ドイツのための選択肢の代表のフラウケ・ペトリー氏が
ロシアの重要な政治家と会うためにモスクワ入りしたことを欧州メディアは伝えた。
この会談の中でロシアのウルトラナショナリストとして知られるウラジーミル・ジリノフスキー氏や
統一ロシアのヴォロディン氏などと会ったとされている。

これまでには、フランスの極右政党の国民戦線党首のマリーヌ・ルペン氏がロシアとの
連携を強調したり、オランダの政治家ヘルト・ウィルダース氏がロシアへの制裁を止めること
への言及など、ヨーロッパの保守系・反ユーロで知られる政治家からはこれまでロシアとの
協力を訴える発言が目立っている。

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現在ドイツのための選択肢の党内では確執が問題となっている。
それは、今年に同党テューリンゲン州代表のビヨン・ヘッケ氏がドレスデンで
演説した際にベルリンにあるユダヤ人のホロコース記念碑を「恥の記念碑」と
発言し、国内のみならずヨーロッパ中で物議を醸して以来、元々ヘッケ氏の
一番のライバルと言われていたペトリー氏の確執が大きくなったようだ。
ペトリー氏を始めとする同党の多くの議員はヘッケ氏の党からの除名を求めているが、
一部政治家はヘッケ氏を擁護しているとされる。

これまでドイツのための選択肢は急激に去年から票を伸ばし、
各世論調査では、第3党まで登りつめ、昨年のザクセン=アンハルト州と
メクレンブルク=フォアポンメルン州の選挙では第2党として大勝をおさめた。
旧東ドイツの地域で特に大きな支持層を持っている。

しかし、一連の党トップの政治家の間での確執やメルケル首相の政党ドイツキリスト教民主同盟
の難民政策の転換やとりわけ、ドイツ社会民主党が今年9月の議会選挙での首相候補として
元欧州議会議長のマルティン・シュルツ氏を候補にしてからは、各州の世論調査ならびに
9月の選挙の調査結果では、以前よりも票を落としている。
一部調査機関の数字では、ドイツ社会民主党をドイツキリスト教民主同盟を上回った。
今年場合によっては、マルティン・シュルツ氏が時期首相になる可能性も少なはないと予測される。